トイレットペーパーに注意!僕がトイレでやってるいぼ痔の拭き方
かつて「痔なんて無関係だ」と思っていた若いころ、知り合いの”ちょいワルおやじ”に、「オレ、痔なんだけどさー、最近、いい拭き方考えたんだよ」と、別に聞きたくなかったが断りきれずに話された事がある。
それまでの僕は、トイレで事が済んだらトイレットペーパーをパイ生地のごとく何層かに重ねあわせ、後ろから前にこするように拭いていた。
そのおやじ曰く、「それじゃダメなんだ」と言う。
なにがダメかと聞くと、
「痔になったヤツはそんな拭き方出来ねーんだよ」
「そーなの?よくわかんないけど」
「オレが考えたんだけどさ、紙でおさえるのよ」
「おさえる?」
「そう、終わったあとの穴を、こするんじゃなくてグッと押すんだよ。これ、いいよ!おまえも覚えておけよ」
それ以来、ナゼか同じように「押す」拭き方に変更した。
心のどこかに「痔なんてなりたくねー」という思いがあったからだろう(なったけど)
今になってみると、あのオヤジの言ってたことが身にしみて分かる。
確かに「こする」なんて怖くて! こわ!
イボ痔のおしりの拭き方
では、僕のように不幸にもいぼ痔になってしまった人は、どうやって拭きあげればよろしいのか?
以下、正しい手順を書いておく。
・優しくウォシュレットで洗う
※強い勢いで当てるのは逆効果と心得よ!より炎症が増してしまう!
↓
・トイレットペーパーで「前から後ろへ」引くように拭く
いちおう、これが基本である
これを基準に、わたしが行なっている拭き方は
・温水を当てたあと、ペーパーで「穴の周囲以外」の水気を拭き取る(穴は拭かない)
↓
・不織布(ふしょくふ)のガーゼを折りたたみ、穴へ押し当てるように水気を完全にガーゼに吸わせる。
というやり方。
なぜ、ガーゼを使うか?
答えは簡単である。
穴にトイレットペーパーがひっついたままになってしまい、そのまま1日中アルカリ性の便の成分でアソコが炎症を起こしてしまうから。
排便後は、完全に水気を取るのは鉄則。
しかし、
そこにペーパーを残してしまっては何にもならない。
いつもペーパーで拭いているというあなたは、ぜひ一度、拭きあげたあとに鏡でアソコを見てほしい。
ペーパーが所々にこびりついているのがわかるはず。
よく、がんこなカビを落とす時に「カビキラー」をティッシュに含ませ、汚れ部分に張り付けておく方法をご存じの方も多いだろう。
あれと同じ状態なのだ。
”あそこ”にペーパーを残すということは、つねに、穴が「アルカリ性」にさらされているから、炎症を起こしやすい。
つまり、
ただれてしまうのである
これは、痔には良くない!最悪である!
ちなみに、押しあてるガーゼは、僕も使っているこのサイズがいい。
⇒不織布ガーゼ(楽天)
これを2つに折って使うと、おしりの割れ目にちょうどフィットする形とサイズでとても具合がいい。
穴へ押し当てるようにしてイボをおさめながら、穴の周辺の水分をガーゼに吸わせると、ペーパーとは違いきれいになり清潔。これが気持ちいい^ ^
これだけの枚数でこの値段なら安いと思う。
排便後の不快感が激減するし、「使い捨て」なので衛生的にどんどん使える。
使った後は、トイレットペーパーでくるんでゴミ箱へポイ。なので処理もカンタン。