「いぼ痔は手術で根治」の嘘とデメリットとリスク | 宣告された人はぜひ読んでほしい
「切った方がいい」と手術宣告された病院の帰り道をトボトボ歩いていると
たった今まで交わしてた医師との会話が、頭の中で何度もリピートされる
途中で遅い朝食を食べながら気持ちを落ち着かせた
少し冷静になってみると、いくつか不審なところが見えてきた
たった1か月で手術へ変更
前回(3回目)の診察で「まだまだ手術の適用じゃないから」との診断を下しながら
たった、30日しか経っていないのに、いきなり「手術で切った方がいい」とは
いくらなんでも治療方針の転換が急すぎないか?
あまりにも急な治療方針の転換に、どうしてもウラを考えてしまう
ウラとはつまり、「お金もうけ」だ。
手術すれば、医者は”もうかる”からだ
看板に大きく書かれている「日帰り手術」も不可能だと言う
わたしのような、「前方にあるイボ痔は日帰り手術はムリ」は、本当なのか?
とまで疑ってしまう
ちなみに、痔の位置は12時方向から1時方向だが・・・
他人事
どうしても、”人ごと”のように考えているようにしか見えない
本当にその患者のことを考えるならば、
その人の生活背景、つまり
- 仕事を休んでも大丈夫か?
- 費用はこれだけかかるが大丈夫か?
- 術後の痛みはしばらく続くが大丈夫か?
- 精神的な不安感は大丈夫か?
などを、もうちょっと考慮(聞いてあげる)したり、考えてあげてもいいのではないか?
このあたりが「事務的」に思えて仕方がない
患者をひとりの人間として見ていない
ただ「右から左への流れ作業」のような印象を持ってしまう
まあ、自分が病院に勤めているから感じる部分だが
特に医師というのは、
患者を「人間」としてより「お金もうけの道具」に見ている所が多分にあるもの。
その証拠に(以前見たことだが)
一般の患者(他人)の手術と、医師自身の身内(妻、子供)の手術では
全然気合いの入り方が違うのだ
つまり、
自分の身内はたいそう一生懸命に打ちこむ。
それに比べ、
一般の患者は「まあ、このくらいでいいだろう」的な部分が垣間見える手術だった
それ以来、
どうしても医師を心から信用、尊敬できない
もちろん、そんな医師ばかりではないだろうけど・・
しかし、
「そんな医師」もたくさん実在する
生活改善なんて意味ないのか?
2回目の診察で「痔の具合」を聞かれたので、
わたしが「生活の改善をした」と言い終わるやいなや
こちらの目も見ないで「改善してもそんなに変わんないでしょ」と、サラっと言ってのけた
「どんな点を改善したのか?」の質問も無かった
ここで分かったのは、
医師は「生活改善で痔が治るとは思っていない」ということ。
「痔は生活習慣病」だと、あれほど言われているにもかかわらず
また、
「痔の根本原因はその人の普段の生活にある」にもかかわらず
患者の生活習慣には、まったく興味がないのです。
これは、ちょっとおかしくないか?
だったら、そう、はじめに言ってほしいし、
治る見込みのない事を何カ月もお金を取ってやらされたということになる
つまり、
結局、行きつくところは「手術」になるように誘導されていたような気もするのだ
再発のリスクもある
「いぼ痔の手術は切って終わりじゃない」とも聞く
「手術したが、結局、再発してしまった」という人もいる
痔とは、
自分が気がつかないうちに徐々におしりの中で出来てきた良性の腫瘍。
医師が言うように「手っ取り早く切って」しまえば、一見、根治したようには見える。
でも、
おしりの内部には、まだ大小いくつかの「いぼ痔予備軍」たちが、
虎視眈々と肛門の外に出るのを狙っているという
「手術で除去すればすべて丸く収まる」わけではないはずだ
こちらが聞かないと、そういった「リスク」の説明もなかった
失敗というリスクも
実際に病院に勤めて、内側から「病院」というところを見つめると
とくに「手術」というのは、医師によってこれほど差がでるのか!と、
びっくりする
上で書いたこともそうですが、
医師によって、手術の「上手い下手」が存在するのです。
「器用と不器用」「カンが良い、悪い」と言えば分かりやすいでしょうか。
「不器用でカンの悪い医師」に執刀されたらたまったものではない
「これは失敗じゃないか?」というオペも実際には存在しても
けっして、表沙汰にはならない
医師同士でかたくなに守っている聖域だからです。
なにしろ、
密室で行われ、手術の過程も見せられず
「無事におわりました」だけで、一体、何が分かるというのでしょうか。
すでに自分がされた手術は「失敗」かもしれないのに・・
手術宣告された帰り道での2つの決意
「本当に手術しないと治らないのか?」
「この医者に、わたしの大切な「おしり」「お金」「職場での立場」「生活」を預けてしまっていいのか?」
疑問と疑念がフツフツとわいてきた。
同時に、
「薬で手術しなくてすむなら」と、一生懸命やったが、
結局ダメで
気持ちが切れたのもあったのかもしれない
「仕事も休めないし、11万も出せないよーー!!」
「それで再発して「再手術」なんて絶対イヤだーー!!」
医者への不信感もある
そして、
僕は「2つの決心」をした。
- 出された薬の効果があるのかを自分の体で人体実験する
- 手術は拒否して、自分で調べて「薬の効果がない」ことが実証されれば
「手術なし、薬なし」でなんとか治してやる!
はたして、手術なし、クスリなしで根治するものなのか?
結局、悪化して手術なんて結果になるのだろうか?
不安な中にも、強い決意をもって、
わたしの「自宅でのいぼ痔治療」は、はじまった