「痛い」いぼ痔・「痛くない」いぼ痔 | 手術しない目安はコレ

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あなたの痔核(いぼ痔)は初期?末期?
手術しないと治らない?

痔核(いぼ痔)は、「玉状のいぼ・膨らみ」ができる場所によって「内痔核」と「外痔核」に分かれる。

おおまかに言うと、

  • 内痔核:おしりの穴の奥の方にできた痛くない“いぼ痔”
  • 外痔核:おしりの穴の外の方に出来た痛い“いぼ痔”

内痔核と外痔核の違い

さらに、
内痔核(いぼ痔)は、その進行度合いによって4つ(第Ⅰ度~第Ⅳ度)に分かれる。

第Ⅰ度:痛くないのに出血あり。脱出はなし。

肛門に強い負荷がかかることで、肛門を閉じる役割の部分が腫れて「玉状の膨らみ」「いぼ」のようになる。
内痔核1度

しかし、まだイボは小さい初期段階なので、おしりの穴からは何も出ていない。

その表面にキズがついたり血流による圧がかかり排便時に鮮血を出血(ひどい時はシャーッと出血)

排便が終われば出血もおさまる。

でも、そこは痛覚(つうかく)がない部分だから痛くない。

「痛くないのに出血をする」という人は、だいたいココです。

第Ⅱ度:おしりに何かある?でも、自然に戻る

痔核(いぼ痔)とはいえ、内痔核の場合、歯状線(直腸と粘膜の境界線)より上に小さな膨らみが止まっているうちは、ほとんど自覚症状がない。

膨らみが大きくなり歯状線より下へ落ちてくると、「何かある?」という違和感を感じはじめる。

理由は、
歯状線より「上」は粘膜なので「痛みを感じない」
歯状線より「下」は、皮膚なので「痛みを感じる」ため。

内痔核2度

内痔核(いぼ)がさらに大きくなると、排便で肛門が開いた時に、イボがおしりの穴から出てきて“はさまる”ことが起こってくる。

「肛門になにか挟まってる?」という違和感を感じるが、排便が終わるといぼが自然に戻っていく。

これが、「第Ⅱ度の内痔核」

内痔核は、大きくなって歯状線より下にはみ出してきた時に、はじめて「あれ?」と感じる。

それまでは何も感じない。

だから、
「おしりに何かある?」と自覚した時には症状が進行していて、すでに「第Ⅱ度」以上まで進んでいる。

僕は、この段階でも病院へは行かなかった。

結果的には、治ったが。。。。

第Ⅲ度:イボは指で押さないと戻らない(治療法は手術)

いぼの膨らみがさらに大きくなると、排便の“いきみ”や“ふんばり”の腹圧や便などによって、排便のたびにイボが肛門の外へ押し出されてしまう。

内痔核3度

こうなると、手で痔核(いぼ痔)を触れてしまう。

一度、勇気を出して鏡で確認してほしい。

脱出して出っ張った痔核は、排便が終わっても外に出たまま。

指で押し込んでやらないと戻らない。

しかし、
うまく戻らなくて一部が出っ張ったままだと、うっ血して痛んだり出血してしまう。

トイレだけではなく「くしゃみ」「咳」「座る姿勢」「おなら」だけでもかんたんに脱出してしまうようになる。

この状態が「第Ⅲ度の内痔核」

病院に行くと「手術かな~」と検討されるのがココから。

※僕は、この状態だった

でも、手術はしなかった。
 ⇒「いぼ痔は手術で治る」の嘘とデメリットとリスク

自宅で行ったこの体操で完治して、今は痔のことを忘れてしまうくらいです^ ^

第Ⅳ度:手で押しても戻らない(手術適応となる)

ここまでくると、指で押し込んでも戻らない。

内痔核4度

いぼが出っぱなしの状態。

いぼ(痔核)は、1つだけではなく、いくつも出てくる場合もある。

便や粘液がしみ出て下着が汚れてしまう。それによって、肛門の周りがかぶれたりする。

治療法は「手術」

激しい痛みがあるとき

「血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)」か、「嵌頓痔核(かんとんじかく)」の可能性がある。

血栓性外痔核:歯状線より下の“痛みを感じる皮ふ部分”に血のかたまり(血栓)が出来たもの。
破れて出血することがある。
激しい痛み。

嵌頓痔核:痔核の中に血のかたまり(血栓)がたくさん出来てしまい、肛門の外に出て腫れ、肛門括約筋で締め付けられて戻らなくなったもの。
大きく腫れて、激しい痛みが出る。

手術を「する」「しない」の目安

手術が適応されるのは以下の場合。

  • 脱肛したまま元にもどらない事によって日常生活に支障をきたす
  • 本人が手術を望んでいる
  • 出血がひどく貧血を起こす

肛門は、腸と皮ふの“つなぎ目”でありそれぞれの支配神経も別。さらに筋肉が複雑に重なるところなので、傷つけてしまうと修復が難しい部分。

いじりすぎると、どんな障害が残るか分からない。

しかも、
肛門に負担がかかる生活をしていれば、やがて再発。。。

東京都新宿区の某総合病院で統計をとった結果では、いぼ痔で来院した人で手術をしたのは、100 人中、わずか 16 人だった。

つまり、おしりの穴は、むやみに切ってはいけない所なのだ。

もし、
「手術しましょう」と言われたら、次の質問を納得いくまで医師に聞くべきです。

  • 手術が必要な理由は?
  • 手術しないとどうなってしまうのか?
  • 自分と同じような症状の他の人は手術以外では治っていないのか?
  • 完治までの日数は?(入院日数も)
  • 手術すれば今の症状は無くなるのか?

※いぼ痔の手術は「最小限」が基本。
「裂肛」の手術は生活を改善して3ヶ月くらい様子をみて改善しないとき。しかし、痔ろうは手術です。

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