ポステリザン軟膏の副作用で中止! | ステロイドはカンジダに悪いの?
強力ポステリザン軟膏を使い始めて1か月半くらいから
なにやらおしりの穴が「かゆい」と感じるようになってきた
穴の中というか、入り口スグあたりのかゆみだけに
かくにかけない
はじめは
「肛門が少し切れて、そのキズが治るときのかゆみかな?」
と思っていたのだが。。。。
(キズの治りかけはかゆくなるので)
痒みに気がついて3日ほどすると
徐々に肛門まわりまで広がり
寝ていてもかゆくてたまらない~ ひぃぃぃ~
やがて、気がついた
「これはポステリザンでかぶれたんだ」と
もともと皮膚は弱い方で、かぶれやすい体質だ
しかし、
「ポステリザンが痔を小さくしてくれた」と信じていたので(違っていたが)
そのまま”かゆみ”と戦いながら使い続けた
効果を落としたくなかったのだ
やがて、
おしりのお肉にまでかゆみが広がり
鏡で見ると、かぶれとみられる赤い湿疹が
おしり全面にビッチリ見事に広がっている
かきだすと
「血が出る」くらいまでかかないと気がすまなくなってきて
「こりゃダメだ」と観念
病院に電話して症状を説明すると
「スグ、使用を中止してください!」と
痛いのもつらいけど、かっゆいのもキツイわー
かきだすと身震いするからねー ブルブルッ~(¯―¯٥)
結局、ポステリザンに変わり「ボラザG坐剤」という座薬が出された
ロケットのような形でおしりから入れる
「ボラザG坐剤」と「タカベンス錠25mg」の2つで行くといわれた
薬剤師に聞くと、
今回出された「ボラザG坐剤」の方が効きが”弱い”というので
残念な気持ちになる
「ポステリザン、効いてたのになー」と、その時は思った
今思えば効いていなかったのだが
副作用はコレ
ちなみに
「強力ポステリザンの副作用」として公式に発表されているのは
- そう痒感(かゆいという事)
- 便意
- 適用部位不快感(よくわからんが腫れや刺激感らしい)
など
もうちょっと調べると
「まぶしい、視力低下、見えにくい、見え方が変、激しい目の痛み、頭痛、吐き気」などの症状が出たら、「緑内障」や「後嚢白内障 」の初期症状かもしれないとも。。。
また、
ステロイド(ヒドロコルチゾン)も含まれている
腫れを引かせるためだという
ステロイドか。。。
ステロイドと女性のカンジダ膣炎
うちの家内も悩まされたことがある「カンジダ膣炎」
女性の5人に1人が経験しているともいわれている、わりとポピュラーな病気
勘違いしている人も多いですが、
いわゆる「性病」とは違います。
「その人がもともと持っている常在菌(カンジダ真菌)」が
体の抵抗力が低下したため増えてしまった状態で
性交経験のない人でもカンジダ膣炎になることもある
もちろん、性交での感染もあるにはありますが。。。
強力ポステリザンは女性にも処方されるが
「カンジダ膣炎の場合、ステロイド含有薬は塗らない方が良い」と言われている
ところが、これにはいくつかの説がある
- 製薬会社の【禁忌】には「含まれるヒドロコルチゾンはカンジダ症を悪化させるおそれがある」と明記してある
- 長期間続けると、肛門周囲の真菌(カビ)が増殖して真菌症を起こすことがある
- 一方で、「ヒドロコルチゾンはステロイドの中でも効力が弱いので、カンジダとはあまり関連がない」「外用薬はあまり関係ない」という皮膚科医もいる
- ところが「カンジダ真菌はステロイドがあると、より繁殖する」という説もある
なんだかハッキリしない
結局は・・・
「病院によって言われることが違う」
という事を体験した人も多いと思いますが、
これは、わりとよくあることです。
医師によって見解が違うのですね。
その医師の「経験」「勉強度」「専門性」などによって変わってくる
つまり
「ステロイド」のとらえかたも
医師によってさまざまだということ
ただ、以下のことは共通しているようで、
「ステロイドは炎症を抑えるはたらきが強いので重宝するが、反面副作用も出やすい」
このことを頭に置き
「ストロング以上の強いステロイドを”長期間”使う事はなるべく避け、
(ちなみに強力ポステリザンに含まれるステロイドの強度は弱め)
何か疑問が生まれた時は、ひとりではなく複数の医師に相談する
これくらいしか、自分で自分の体を守る方法はないようだ
ただ、
「妊娠中の女性」や「授乳中の方」は気をつけた方がいい
タグ:カンジダ膣炎, 副作用, 強力ポステリザン軟膏