痔主になって分かった生活の注意点 | ビール・風呂・タバコ・トイレ
だれも「痔」にはなりたくない。
僕もそうだった。
しかし、なってしまった。今や、立派な痔主である
そうならないために、普段、どういうことに気をつければいいのか?
痔になってしまったからこそ分かる、
「あ~ アレがまずかったんだよな~」というポイントを4つ書きます
ビール・ワイン・酒・ウィスキー好きは注意
とにかくビールが好きだった。
仕事をしていても、夕方になるとビールが頭にチラチラしてきて「夕飯(晩酌)が楽しみだったなぁ~ フフフ」
でも、アルコールは「痔の原因」になるの?
痔の原因として「おしりのうっ血」「下痢」があります
ビール・ワイン・日本酒・ウィスキーなどのアルコールは血行を良くするので一見、良いように思います。
でも、これは逆で、
「患部の腫れ」を招き、粘膜がふくれ上がってしまう。
血管が拡張して血行が良くなるのは”一時的”なもの。
だいたい3~4時間すると、逆に血管をけいれんさせ肛門まわりの毛細血管も縮まってしまうので痔の原因となる「うっ血」を起こしやすくなる。
さらに、アルコールは肝臓にも負担をかけるので、門脈系に血が滞り肛門部もうっ血しやすくなってしまう。
また、飲み過ぎると「下痢」を起こす人がいます(僕がコレ)
下痢・便秘などの「排便異常」は、痔の原因の王様。危険度「大」です。
下痢は、便秘より肛門に負担がかからなから良いように思うが、
これは大間違い!!
勢い良く肛門を出て行く下痢は、肛門にかなりの負担をかけているのです
下痢は、
痔ろう(肛門からおしりのお肉に膿のトンネルが出来てしまう)の原因ナンバー1であり、もちろん、いぼ痔にも悪影響を及ぼす。
危険!「お酒を飲むと便通がいい」の間違い
僕もそうでしたが、
毎晩アルコール・お酒を飲むと便通が良く(飲み過ぎは下痢するが)便秘しないので良い♪と、思っている人が多いけど、これも危険度「大」!
便がやわらかくなるのは、
「水分を多く摂っているから」ではなく、
「膵臓」がアルコールで刺激されて大量の膵液(消化液)が出るから。
こんなことを毎日続けて膵臓に負担をかけ続けると、やがて「膵炎」になってしまう。
それが証拠に「急性膵炎」の原因の第1位はアルコールです。
食後やアルコールを飲んだ後に「みぞおち~左のわき腹」が痛むなら要注意。
その他の症状は、「食欲が落ちる・吐き気・下痢・発熱」など。
絶飲絶食で治療をしないといけないので、そうなる前に注意しておきたいです。
風呂
「風呂(湯船)には入らないで毎日シャワーのみ」という人が増えています。
僕もこのパターン。
湯船にゆっくり入っておしりを温めると、肛門部のうっ血が取れて血行が良くなる。
「15分」はお湯につかりたいです(肩まで入ると”のぼせる”事があるので”みぞおち”辺りまででもOK)
シャワーは「清潔」には出来ても「温める」ことはできない
「血行を良くしておくこと」はとても大切なことなんです。
タバコ
煙草の有害成分のなかでもやっかいなものがニコチン。
「ニコチン」は、血管を収縮させる。
当然、「おしり周辺」も血行が悪くなり痔へ悪影響を及ぼす。
「タバコも辞めてアルコールも辞めたら、なんの楽しみもねーよ!!」という人も多いと思いますが、
僕はタバコを10年前にやめて、お酒も月に2、3回しか飲まなくなりました。
特に「お酒」は「痔に良くない」と知ってやめました。
だから、あなたにも絶対に出来るはず
あきらめないで、頑張って欲しいです^ ^
トイレ
トイレが長い人も最近増えているそうです。
僕もそのうちの一人だった。
中で何をやっているのか?
僕の場合、
- 本を読む
- スマホをいじる
- 排便の際「全部出しきるまでふんばる」便が残っている感じが許せない
こなところでしょうか。
いずれにしても、便座に長時間座っているのは痔に良くない。肛門部に負荷がかかり続けるからです。
一番、最悪なのは「前かがみになってのふんばり」
これが、肛門に一番負荷が かかります
おしっこを便座に座って済ます男子も最近多いですが、これも避けた方がよいです。
まとめ
以上、
代表的な4つを自分を例にして紹介しましたが、もちろんこれが「すべて」ではない。
痔は生活習慣病とも言われるくらい日常生活と密接な関係があるのです。
今から気を付けていれば「痔に悩むことのない快適な生活」が送れるはずです。